with a purple passion

宮田俊哉くんに浮かされてる。隙あらば自分語り。90年代懐古しがち。

シン・エヴァ公開待ちくたびれたからシン・ゴジラ観てきた

お題「わたしの黒歴史」

まさにこのブログで黒歴史を随時書き留めてる気がしないでもないけど、置いといて。
このお題で書いてる人は黒歴史という言葉の由来が∀ガンダムだと知っているのだろうか。 (二度目)
ちょっと前のミュージックフェア仲間由紀恵さんが郷ひろみさんに「黒歴史は何ですか?」と質問していて驚いた。
すっかり一般的な言葉になったんだな。

てへぺろが流行った時に、まゆゆがブログに「てへぺろはひよっちさん(声優の日笠陽子さん)のものだよ」
とちゃんと書いてて、何ていい子なんだと思った。
言葉泥棒、ダメ、絶対。
話がそれてきた。

世代的に新世紀エヴァンゲリオンにどっぷりハマったアラサーです。
ハマった理由は実に単純で好きな男子が綾波レイ好きだったから。
少しでも理想に近付きたくてブスなのに血迷って綾波の髪型まで真似してた。
昔っから主体性が皆無で恥ずかしい。

インターネットも殆ど普及してない時代だし娯楽がない田舎だからか、優等生からヤンキーまでもがエヴァンゲリオンについて把握していた。

「当然庵野監督の次回作の『彼氏彼女の事情』もチェックするよね?
少女漫画が原作でさ、今6巻まで出てr」
と好きな人に話したら、何言ってんだこいつ的な反応されて悲しかった。

あれ?ミイラ取りがミイラになった?
何で私の方がハマってるんだろう。
普通さ、同じスタッフなら次回作も気にならない?
まともがわからない。(by坂本慎太郎)
私が父親譲りのアニヲタ気質なだけ?
父親と一緒に「最低だ、俺って」のシーン*1を映画館で見たのも黒歴史だ。
その行為の意味を何となく理解できていたので、気まずかった。
友達と行けば良かったと心底後悔した。

私は順調に林原めぐみ信者と化して塾の夏期講習をサボってアルバムをフラゲするほどに至ったのに、
好きな人は綾波派なのに宮村優子ファンで、それは違うだろと…
それでもみやむーに寄せようと今度は髪を伸ばした。
あれか?結局若さか?年齢差あったしね…
林原さんは年々若返って見えてすごいと思う。(フォトショの力借りてたとしても)

まーた恨み節になっちゃった。
今どうしてるんだろう。
ほんの少しノスタルジックになってみたり。

前置きが長くなったけど、TL見てたら、高橋一生さんが出演してるとのことで迷ってたけどシン・ゴジラを観る気になったのだ。
ジブリの「耳をすませば」の天沢聖司役でお馴染み、民王の秘書・貝原役が記憶に新しい高橋一生さん。
眼鏡プラス秘書プラス暗躍とか萌え要素の塊でしかない。
(宮田くんの演じた2時間ドラマ民間科捜研の研究員・朝倉健太役も眼鏡プラス白衣プラス暗躍キャラで、
若干ぽっちゃりしてたけどメモの朝倉という字にすら萌え転げてどうにかなるかと思った。
秦建日子先生、TBSさん、是非とも続編待ってます!)
そりゃ貝原さんでスピンオフドラマも作られますわ。
怪奇大家族から注目してましたと言いたい。(ミサワ)
押切蓮介先生のイラストがエンドロールに出てた縁から『でろでろ』とコラボしてたなあ。

また話がそれてきた。
シン・ゴジラについて把握してた事柄は、庵野秀明監督で長谷川博己さん石原さとみさんが出演してるという程度。
CMを見て音楽が鷺巣詩郎さんかなと思ったら当たってて嬉しかった。
コード進行だとか専門的なことはわからないけど特徴的でわかった。
だって20年近くエヴァに囚われてるんだ。
わかるに決まってる。

急に思い立ったので上映時間ギリギリに行ったら、サブカル好きそうなカップルが同じスクリーンに入っていくので心の中で舌打ちした。
ええ、羨ましいだけです。
男の人と何年映画を観てないか数えてみたら夏なのに寒気がしてきた。
同じ匂いのするお一人様に同志よ…!とテレパシーを送った。
見た目で判断するのは良くないけどね。

以下、シン・ゴジラのネタバレあり。
初めてゴジラシリーズ(に入れていいんですよね?)を見たエヴァ好きアラサー女による感想です。



ゴジラが最初に登場したシーンの尻尾がいかにもCGっぽい感じでもう少しどうにかならなかったのかと思う。
今回初めて着ぐるみじゃなくてCGのゴジラなんですよ。
と言われても、うん、わかるわとしか。
そのおかげか期待値が下がって造形については後はすんなり観ることができた。

リアル路線だし未知の生物が現れたらああなるのはわかるけど、最初の会議の時間が長く感じた。
誰かしら好きな役者さんがいないとキツい。いてもちょっとキツい。
っていうか登場人物が多すぎて、何度も字幕と役職名が出るのに殆ど役名が覚えられなかった。
しかもストーリーが進むと役職名が変わるし。
なので、役者さんの名前で進めます。

主人公の官僚・長谷川博己さんの部下の高良健吾さんの大学時代の先輩・市川実日子さんが出てくるまでがダラダラして感じた。
官僚コントと名付けて乗り切った。
小気味良い早口でまくし立てる市川さんのヲタクっぽさ最高。
こういう人きっとどこかにいそう。

政府の御用学者がなぜか仮名なのがおかしかった。
小ネタ大好き芸人なんで名字に元ネタがあるか気になったが、特撮に明るくないのでわからないことを悔いた。

そういえば電車のシーンで中吊り広告にJIDAI*2があって、庵野監督の夫婦愛を感じた。
ヱヴァにもJIDAIが出てきたけど、実写で見るとまた趣がある。
以前は作品でしかもエヴァで何ノロケてんだよ。あんな作品作っておいて何自分だけ幸せになってんの?と思ってた。
心が狭いヲタクでごめんなさい。

私は女なので女性陣がどう活躍するのか気になってしまった。
足を引っ張るヒロインや取って付けたような恋愛要素はないとは思うが、心配な点だったのだ。
余貴美子さんによる防衛大臣?が切れ者で総理に決断を迫っていて格好良かった。
凄い短いシーンなのに片桐はいりさんの存在感は半端なかった。

しかし石原さとみさん演じる日系アメリカ人のシーンは全てが痛々しく感じてしまった。
ZARAはどこ?」って…
中村アンばりに片方に寄せたヘアスタイル。絶妙に見える胸の谷間ありがとうございます。
英語話したかと思えばカタカナ英語も使いこなして器用ですね。
3年くらい前なら黒木メイサさんがやりそうな役だと思った。
スカート丈が中途半端に長くてスタイル悪く見えてたから、スタイリストさんに嫌われてるのかと疑うレベルだった。エンドロール見たら専属の人がついてて驚いた。
おい、長谷川博己さんと恋愛関係になるなよと念じながら見ていたが、杞憂だった。
恋愛要素ないの~?とか言ってそうな女どもに媚びてこなくて良かった。
(仮想敵を作ってしまうのは自分の悪い癖だと思う。名誉男性ぶってるわけではない。)

ここまでしか保存できなかった。
あと1000字書いたのが吹っ飛んだ。助けてドラえもん

ここまで書いてなんだが、この感想に尽きる。

何度目かの会議でエヴァ踊る大捜査線でお馴染みのあのBGMが流れた時は、全身の細胞が活性化した。
きたーーーーー!と青島織田裕二ばりに叫びたくなった。
もちろん有名なゴジラのBGMも使われていたので、これがあの!と思って興奮した。

高橋一生さんの推測が外れて、市川実日子さんの方が当たった時の反応が面白かった。
この変人チームに入りたいな。
優秀じゃないから無理か。お茶酌み係でもいいです。

長谷川さんの提唱する「ヤシオリ作戦」はエヴァヤシマ作戦を思い出さざるを得なかった
日本中の企業や研究機関に使徒ならぬゴジラの細胞サンプルを配布して駆逐するための薬剤を開発したのだ。
世界までもが協力してくれた。
人類の叡智が結集する感じにワクワクした。
スパコンを見るとMAGIを思い出してしまうから困る。
ドイツの年配の女性研究者がいい味出してた。

それにしても無人の新幹線や電車がゴジラに突入するシーンは何かシュールだった。
実物を知っているせいだろうか。
薬剤を注入する重要な場面で高橋一生さんがモニタリングしてパーセントを読み上げていてよかった。
観に来た甲斐があった。

政治や思想のことはわからないし、考えないで観た。

帰り道にモデルルームの前を通ったら、ちょうどモデルルームを解体しているところだった。
貴重な瞬間に立ち会えてラッキー。
何ていうか破壊の美学を感じた。
きっとゴジラシリーズもそうなんだと思う。

ここまで読んでくださった方、ありがとうございます。
おしまい。

明日からいよいよキスマイの東京ドーム公演がスタートしますね。
ヒャダインさんやミヤターズのみなさんも来るのかな。
ようやくワクワクしてきた。
主に不安なのは自分の顔面のみ。
髪染めてネイルサロン行って脱毛しても、マイナス100がマイナス70になった程度。
もし宝くじ当たったら整形するんだ。買ってないけど。

迷惑にならない程度に宮田くんって叫ぶよ。みやっちの方がいいかな。
君のことが好きだ 大好きだ。*3

*1:未見の方に説明すると主人公の碇シンジが手のひらに自らの体液を発射した場面。一昨年の日テレ深夜の放送では映さないように編集されてて驚いた。深夜でもダメなのか厳しい。

*2:安野モヨコ先生の働きマンの舞台である週刊誌の名前

*3:宮田くんのソロ曲の最後のフレーズより。